本格的な夏がやってくると「熱中症」の話題が増えます。

熱中症対策には、電解質の補給のためにスポーツドリンクやイオン飲料を飲むことが推奨されています。


大量に汗をかいたときにはナトリウムが必要と言われますが、これは電解質の適正な補給のためです。

この電解質の働きによって、胃から小腸への排出、小腸から血管内への吸収がすみやかに行われます。

次の図は、小腸における各飲料の吸収率を示す実験データです。

経口補給水 吸収率

このデータを見ると、スポーツドリンクの吸収率は意外と高くないことが分かります。

むしろ、水のほうが吸収率は高いというのはちょっと意外な結果ですよね。

このデータを見る限り、基本的な水分補給や喉の渇きを潤すのは、水やお茶でも十分と言えるでしょう。

スポーツドリンクやジュース類は糖分も多く、むし歯予防という観点から考えるとあまりお勧めできません。

私たち歯科医療従事者は以前からそのことをお伝えしていますが、むし歯予防の観点だけでなく水分の身体への吸収率という点からも、飲むものの種類は重要だったのです。

身体が水分を欲しているときに何を飲むべきか、あらためて考え直してみてはいかがでしょうか?

投稿者プロフィール

中野真しんファミリー歯科 院長
2015年5月、名古屋市中区千代田に『しんファミリー歯科』を開院。
「ご家族皆さんで通えるアットホームな歯科医院」を目指して奮闘中!