歯周病がさまざまな全身疾患と関係があることは、広く知られるようになりました。

糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、低体重児出産、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症など・・・さまざまな病気との関係が分かっています。

そして、近年の研究では、「うつ病」との関係が明らかになってきました。

うつ病

◆ なぜ歯周病が全身疾患と関係するのか?

歯周病の原因となるのは、細菌の塊である歯垢(プラーク)です。

これらの細菌が歯ぐきに炎症を引き起こし、痛みや腫れなどの症状が現れます。

歯が痛い

全身疾患と関係するのは、これらの細菌がお口の中で発生しているということ。

細菌が口から体内へ侵入し、血流に乗って全身に広がっていくため、身体中で起こるさまざまな病気と関係してくるわけです。

口と全身疾患

◆ なぜ心にも影響するの?

実は、この歯周病菌が腸に入ると、腸内の細菌バランスが変化するという動物実験のデータがあります。

つまり、歯周病菌が腸内環境を悪化させるリスクが高いということ。

食中毒

では、これがなぜ「心の健康」や「うつ病」と関係しているのか?

それは、人間の感情に作用する脳内の神経伝達物質の多くは、腸内で作られているからです。

幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンも、そのひとつです。

腸内環境が悪化し、細菌バランスが変化することで、セロトニンなど腸内の神経物質の生成が低下します。

セロトニン不足に陥ることで、イライラ、不安、怒りっぽいなどの情緒不安定を招くと考えられているのです。

幸せな気持ちで生活するためにも、歯周病の予防は大切ですね!

幸せ

歯周病予防の基本は、毎日の歯みがき定期的な歯科医院でのクリーニングです!

歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんどない病気ですから、定期的な歯科医院でのチェックを欠かさないようにしましょう!

投稿者プロフィール

中野真しんファミリー歯科 院長
2015年5月、名古屋市中区千代田に『しんファミリー歯科』を開院。
「ご家族皆さんで通えるアットホームな歯科医院」を目指して奮闘中!