生涯自分の歯で食べたいという思いは誰もがお持ちでしょう。

ご飯を食べるおばあちゃん

平成元年に厚生省(当時)が提唱した「8020(ハチマルニイマル)運動」。

80歳になっても自分の歯を20本以上キープしよう」というこのスローガンが示された平成元年当時は、「8020」を達成できている75歳以上の高齢者は全体の1割未満でした。

しかし、調査の度に達成人口は増え続け、2012年の調査では高齢者全体の4割近くの方が80歳になっても自分の歯を20本以上残すことができているという結果がでました。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。

そのためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまで健康な歯を守っていくことが大切です。

では今日から8020を目指すためのポイントとは?

◆胎児期

妊娠中の歯周病は低体重児出産や早産の原因となることがあり、胎児期の4か月頃から歯の元となる物ができ始めるため、食事のバランスも重要です。

乳児期

最もむし歯になりやすい時期です。定期的な健診を受け、歯をみがく習慣をつけ、最後は保護者の方が必ず仕上げみがきをしましょう。

小児歯科

◆学童期

歯の生え替わりの時期で、最初に生えてくる永久歯は生涯にわたり咀嚼の中心となる歯です。生えたては背が低いため、注意して磨き、定期的な健診を受けましょう。

思春期

ホルモンバランスの乱れや生活の変化により、歯ぐきの腫れや出血などの歯肉炎と共に、むし歯に対するリスクも高なります。

◆成人期

仕事や家事等の忙しさで、お口のケアを怠りがちな時。歯肉炎が増加し、炎症が進行した歯周炎もみられるようになるため、日頃の自分の歯をみがくクセを見直しましょう。

歯が綺麗なビジネスマン

壮年期

40歳代以降は、歯周病などにより歯を失う人が増えてきます。忙しくても年に1~2回は、定期的に歯科健診を受けることが大切です。

高齢期

歯を失うケースが増えてきます。1本でも多くの自分の歯を残すようにすることが大切で、自分の歯でよく噛むことにより脳細胞の動きが活発になり、脳の老化も防ぎます。

おじいちゃんおばあちゃん

8020は残っている歯が20本以上なければならないといった厳密なものではありません。

たとえ歯の本数が減ったとしても、お口のケア」を続けようという意識が大切です。

ブラッシング指導

今からでも遅くはありません。お家でのケアと歯医者でのプロケアを行い、今日から8020を目指しましょう!!

投稿者プロフィール

中野真しんファミリー歯科 院長
2015年5月、名古屋市中区千代田に『しんファミリー歯科』を開院。
「ご家族皆さんで通えるアットホームな歯科医院」を目指して奮闘中!